金沢で長年地元の人々に愛されている食堂といえば「味一番」です。観光客が足を運ぶような観光地中心のレストランとは一線を画し、ここはまさに地元密着型の庶民派食堂。特に「看板メニュー」は、味もコスパも抜群で、昼食時にはサラリーマンで賑わいます。
この記事では、金沢で評判の食堂「味一番」について、看板メニューの特徴や人気の理由、実際に訪れた体験談、アクセス方法まで詳しく紹介します。これから訪れる方にとって役立つ情報をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
金沢「味一番」とは?
「味一番」は金沢市中心部に位置する老舗食堂。昭和の香りが残る外観と、壁一面に貼られたメニュー札が特徴です。観光客向けではなく、あくまで地元の人々が日常的に通う場所。そのため、価格帯も良心的で、どの料理もボリューム満点なのが魅力です。
今回訪れたのは、味一番 木曳野店です。金沢市円光寺2にもサンピア泉ヶ丘店があります。
看板と店舗外観
店舗の入り口には年季の入った大きな看板が掲げられており、一目で食堂とわかる佇まい。外観は派手さはないものの、どこか懐かしさを感じさせます。
お食事処、うどん、そば、味一番

何この信頼感!
そして店舗外観はこんな感じ。
駐車場は20台ほどありますが、昼食時にはいっぱいになり、若干の待ち行列も発生するほどでした。
壁メニューと店内の雰囲気
店内に入るとまず目に飛び込んでくるのが壁一面のメニュー。定食や丼物、麺類まで、驚くほど豊富に揃っています。常連客によると「何を頼んでも外れがない」のだとか。家庭的でアットホームな雰囲気が心地よく、肩肘張らずに食事が楽しめます。

なんだか可愛いくて味のある絵!
味一番の看板メニューを紹介
「味一番」に行ったらぜひ食べてほしいのが、ボリュームたっぷりの丼物や揚げ物。ここでは特に人気の看板メニューをランキング形式で紹介します。
- 第1位:カツ丼 - 大きなトンカツにたっぷり出汁卵が絡んだ定番。コスパ抜群。
- 第2位:味一丼 - 海鮮とお肉が贅沢にのったオリジナル丼。他では味わえない一品。ボリュームありすぎかも。
- 第3位:炭火焼とり丼 - お客さんの声で復活したらしいメニュー。炭火焼の鳥を卵でとじるのは珍しい。
中でもカツ丼は「味一番」の代名詞的存在。卵とじの甘辛さと出汁のバランスが絶妙で、リピーターが多い理由もうなずけます。また、「味一丼」は他では食べられないユニークな組み合わせで、一度試してみる価値ありです。
実際に食べてみた体験談
筆者も実際に「味一番」で食事をしてみました。そのとき感じたことや率直な意見をシェアします。
まずはカツ丼
カツ丼 730円
お昼時に訪れましたが、店内は常連らしきお客さんで賑わっていました。
カツ丼を注文すると、丼からはみ出すほどのボリュームで登場。お出汁が染みてる感じがいかにも庶民派という感じで、食べ進める手が止まらない一品でした。
後半は飽きが来るので、そこは一味や漬物で味変して完食で!
これは午後は眠くなるに違いない・・・と不安に思いながら帰りました。(そして実際そうなった)
次に味一丼
味一丼 1,080円
カツ丼に加えて、すき焼き風牛肉、海老天が入ったゴージャスな一品。
しかしこれはボリュームありすぎ。アラサーランチには厳しいものがありました。
上司が20代の部下とランチに来ておごる時のメニューではないでしょうか。上司はカツ丼でOKです。
行き方・アクセス
「味一番」は金沢駅からバスで約15分、市中心部の住宅街に位置しています。最寄りのバス停からは徒歩3分程度とアクセスも良好です。まあ車で行く人しか居ないと思いますが、駐車場は20台ほどありますので大丈夫です。
- 住所:石川県金沢市木曳野3-267
- アクセス:金沢駅からバスで15分、最寄りバス停から徒歩3分
- 駐車場:あり
- 営業時間:11:00~20:00
- 定休日:日曜日
公共交通機関を利用する場合は、金沢駅から発着するバス路線が豊富なので便利です。車を利用する方も、市内中心部からアクセスしやすい立地です。
まとめ・感想
金沢の庶民派食堂「味一番」は、ボリューム満点の看板メニューと懐かしい雰囲気が魅力。特にカツ丼や味一丼は必食のメニューで、地元民に長く愛されている理由がわかります。一方で、少食の方には量が多すぎる点や、店内の古さが気になる場合もあるかもしれません。
それでも、金沢らしい日常の食文化を体験できる場所として訪れる価値は十分。観光地のグルメスポットに飽きた方、地元の人に交じって食事を楽しみたい方には特におすすめです。