氷見漁港の魚市場食堂で昼ごはん!整理券の取り方からおすすめメニューまで、僕の実体験レポート

富山

富山県氷見市の魚市場食堂。朝どれの海鮮を求めて全国から人が集まる人気店ですが、初めて行く人が戸惑うのが整理券システムです。予約はできないので整理券を取って並ぶ――このルールを知らずに訪れて、目当ての「やわやわ盛り」や「熱々のつみれ汁」にありつけなかった…なんて声も少なくありません。

北陸民にとっては氷見は一目置く場所(ブリといえば氷見!)で、実際に行ってみると改めてその人気ぶりと美味しさに驚きました。

本記事では、整理券の取り方からおすすめメニュー、アクセス方法まで詳しくご紹介します。

氷見漁港と魚市場食堂の魅力

氷見漁港は日本海有数の漁港で、特に冬の寒ブリは全国的にも有名です。魚市場食堂は、そんな港の敷地内にある食堂で、朝水揚げされたばかりの魚をすぐに提供してくれます。漁師さんたちの活気、海の匂い、氷見の朝らしい空気感をそのまま味わえる場所です。

夫

氷見と言えばブリ!というイメージしかないのですが、当たり前ながら他の魚も新鮮でおいしい!

北陸民も通う人気店

東京や海外からの観光客だけでなく、北陸の人たちも食べに訪れるのが魚市場食堂の面白いところ。まあ北陸の人も観光客だと思いますが。

港町らしい実直な雰囲気と、遠くから来た人のワクワクが混ざり合っています。壁に貼られた手書きのメニューは、季節ごとに内容が変わり、訪れるたびに違う出会いがあります。

  • 朝どれの魚介をその場で味わえる
  • 価格は観光地価格ではなく良心的
  • 港の空気を感じながら食事ができる

整理券システムと並び方のコツ

予約はできないので整理券を取って並ぶ

魚市場食堂はとても人気があるため、予約はできないので整理券を取って並ぶ必要があります。配布は営業開始前から。僕が訪れた日は休日昼でしたが、当たり前に行列ができていました。整理券は店舗入口の案内所で受け取り、番号が呼ばれるまで港を散策するのがおすすめです。漁船や水揚げの様子、氷見ならではの港の景色は、それだけでも訪れる価値があります。

子

鳥さん!!(カモメ)

実際に食べたおすすめメニュー

土鍋の漁師汁(熱々のつみれ汁)

まず外せないのが熱々のつみれ汁。ふわっと柔らかい魚のつみれと、昆布出汁が効いた優しいスープが絶妙で、港の朝の冷たい空気の中で飲むと体に染み渡ります。子どもの頃はあまり意識していませんでしたが、大人になってから味わうと、その滋味深さがよく分かります。

妻

めっっっちゃうま!!必ず食べて!!

 

やわやわ盛り(海鮮丼)

もうひとつの看板メニューが「やわやわ盛り」。氷見近海で獲れた魚介が山盛りの海鮮丼で、その名の通り刺身がやわやわ(柔らかく)とろけるような食感です。ブリ、タイ、イカ、甘エビなど、その日の仕入れによって具材が変わるのも楽しみ。刺身の鮮度と甘みは、やはり港町ならではの特権です。

メニューはこちら

氷見浜丼定食に、土鍋の漁師汁がついてきます。これ絶対1人前じゃないやろ…。

氷見漁港へのアクセス

氷見漁港は富山県氷見市比美町にあり、車なら能越自動車道・氷見ICから約10分。駐車場は港周辺に複数あります。公共交通なら、JR氷見線「氷見駅」から徒歩15分またはタクシーで5分。氷見市内循環バスなら「氷見漁港前」停留所が便利です。

まとめ

氷見漁港の魚市場食堂は、北陸の人間にとっても特別な場所。朝どれの魚介を漁港の空気ごと味わえるのは、ここならではです。整理券のルールを押さえて、朝早く訪れることが美味しい魚と出会う第一歩。僕のおすすめは、心も体も温まる熱々のつみれ汁と、とろける刺身が魅力のやわやわ盛り。北陸民として胸を張っておすすめできる、氷見の朝ごはんスポットです。